ゆとり返済・ステップ返済で破綻!

今朝のテレビの特集で久々に耳にした「ゆとり返済・ステップ返済」。
とうの昔にバブルもはじけ、この悪名高き返済制度自体がなくなったため、
自分の中でもすっかり忘れかけていたことですが、魔の旧宅の住宅ローンは
この制度を利用していたのです。

8年間ほど住んでいたので、6年目の住宅ローン返済額倍増!!!の恐怖も
シッカリ体験しましたよっ。
絵に描いたような「ゆとり返済・ステップ返済の罠」ですが、ちょうどその頃
娘ズが同時に私立幼稚園に通いつつ、お絵描きだの英語だの習ったりして出費は倍増!
旦那の給料はずっと横ばい・・・ボーナス激減!
そして住宅ローンはちょうど倍ぐらいの額にハネ上がり、まぁエライ目に合いましたよ。

魔の旧宅は古くて狭くて安い家だったため、住宅ローンの総額自体が少なく、
月々の返済額も倍増したとは言え、払えない額ではなかったために助かりましたけど。
これがめいっぱい借りているような場合だったら、破綻していたと思います。
当時の経験もあり、現在の住宅ローンは大半が金利も固定、ボーナス払いもナシで、
「月々この返済額なら、仕事が変わってもどうにか払えるだろう」金額に
設定しているつもりです。


テレビに出ていたモデルケースの男性も、現役時代に年収300万円で
娘サンを連帯保証人にしてマンションの住宅ローンを組み、
その後年金暮らしになってさらに年収減、なのに返済額は倍増して破綻。
あきらかに返済できそうにもない住宅ローンを甘い審査でどんどん組ませていたことから
日本版サブプライムローンとも言われているのだそうですね。
その男性は相談機関で「消費者金融などで新たな借金を作っていなくて良かった。
破産することで新しい人生を送れますよ」と自己破産をすすめられ、
ホッとしておられました。
素敵なマンションに暮らしつつ、食事も満足には食べられないほどの経済状態に
陥っておられたそうですから。

アタシも安易な考えで失敗してきたからこそ痛感します。
身の丈以上の借金は怖い!

↓応援クリックをお願いいたします。






生涯収入と家の買い時