家を差し押さえられる危険性。

金利が数%幅高い、アメリカの低所得者むけ住宅ローン
サブプライム(格下)ローン」。
スマッチ!ブログでも何度か話題にのぼり、
その危険性を危惧する声が出ていました。

給与明細などの審査の手間を省き、ローンを組むために本来必要な
年収に足りない人にまで、下駄をはかせて融資が行われていたり。
借りてから2年後に変動金利になるタイプが多いため、
金利上昇と共に返済負担が2〜3%幅増えてしまったり。
で、案の定、支払いができなくなり、住宅を差し押さえられ、
家を追われる人が増えているそうです。

うーむ、他人事とは思えません。
ウチも旦那がサラリーマンの時に住宅ローンを組んだので、
当時とは年収も違うし、なんと言っても不安定。
起業3年目に突入した現在こそ、ようやくなんとか落ち着いてきたものの、
最初の半年・・・いや1年近くは、無給&家からの持ち出し続出で、
まったくどうなることかと思いましたから。
楽天家夫婦でなかったら、恐怖のあまりノイローゼにでもなっていたかもデス。
当時の経済状態を思いかえすと、
しみじみ「恐ろしい冒険をしているよなぁ・・・」と思うのです。
続々と起業する法人の大半は、1年〜3年の間には幕を閉じてしまうのだとか。
旦那の会社が幕を閉じていたら・・・または閉じたら・・・ひゃー怖いコワイ。
そんなことになったら、ローンの支払いが滞って、
家を差し押さえられたりする可能性だって大いにあるわけですから。

とはいえ、今時は一部上場企業がある日突然倒産したり、
長年勤めて管理職になっていてもリストラにあったり、
誰もが先のことはわからない時代ですから。
サラリーマンでも自営業でもフリーランスでも、
“安定感”や“将来性”なんて、意外と、全然、変わらないんじゃないかな、
とも思うのです。
誰もが、ローン支払い不能になり、家を追われる危険性を持っている?

ま、実際にはやっぱり、自営業者やフリーランスには、
誰もなかなかお金を貸してくれないみたいですけど。
信用ないんだな〜(笑)。