「過去と他人は変えられない」。

過日偶然にテレビで拝見した、神戸女子大学准教授の荒堀浩文さん。
ご自分は末期がんにおかされ、余命2ヵ月の宣告を受けて痛み止めのモルヒネ
使いつつ、カウンセラーとして今も傾聴を続けておられるそうです。
荒堀さんの言葉、「過去と他人は変えられない」。
カウンセリングで相手を変えることなどできない、と。
ただ真摯に相手の話に耳を傾けることの大切さをゼミで語っておられました。
長年、不登校の子をもつ親の会でもカウンセリングをしておられるそうです。
参加している母親が、「ここに来て、いろんなことを話して、聞くことで、
多くの気づきがあった」というようなことを言っておられました。
荒堀さんの言葉、「親が変われば子どもも変わる」。

親が子どもを変えよう変えようと口でどんなに言っても、子どもは変わらない。
親が自分の生き方や考え方や行動を変えることで、子どもも変わっていく。
ということなのかな、と自分なりに考えてみました。
「子どもは親の言う通りには育たない。
 子どもは親がした通りに育つ」という言葉と同じような意味でしょうか。
「子は親の鑑」も、広〜い意味では一緒かな。

わかっていても、スグに忘れてしまうので、いつも心にとめておきたい言葉達です。
↓応援クリックをお願いいたします。
人気ブログランキングへ