発達障害、不登校、思春期の悩みなどに『子どもの精神科』。
最近読んだ文庫本、『子どもの精神科』。
前半は幼児〜小学生の子どもの「うちの子だいじょうぶ?」について、発達障害の説明も
含めてわかりやすく書かれています。
後半は、思春期を迎えた子ども達の反抗、イライラから不登校、精神疾患などについて
幅広く書かれています。
アタシが今まで勉強してきたことは心理学から見た「発達障害」ですが、精神医学から見ると、
また少し解釈が違うもんなんだなぁと、なかなか興味深かったです。
語り口調もソフトだし、なによりこれを読む当事者や親に対する配慮や思いやりが感じられて、
とても読みやすかったです。
ちょうど「我が子は多分発達障害だと思う」と心配している方から相談を受けていたので、
「まずはわかりやすい本でも読んで、ちょっと勉強してみたら」と、この本を紹介しました。
今は特に自分や子どもにトラブルがなくても、読めば子育てや人づきあいの参考にもなると思います。
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