誰かの役に立つって難しい。

ゴミ分別が新制度になってからは休祝日も収集があるのに、寝坊して
燃やすゴミを出しそびれ、またしてもゴミを1週間分ためこんでいる愚主婦です☆

そんな愚かな家庭にもやってきました、次女の中学校の家庭訪問の日が。
やっぱりちょっとだけ緊張しますよね。
朝から雨だったので、先生に玄関までは上がっていただくことになるので、
お座布団には入念に掃除機をかけて、リセッシュもシューシューかけておきました。

ちょっと前からビーグルさんの抜け毛が本当にもぅ凄まじくって、
どのぐらい凄まじいかと言うと、掃除機をかけた敷物や座布団やクッション、
洗濯して干して取り入れた洗濯物にもコロコロコロコロ粘着テープを転がして、
細かい白い下毛を取り続けないといけないほどです。
毛が抜けないというポルトガルウォータードッグを飼うミシェル オバマさんが
ちょっと羨ましくなるほどです。

そんなことはさておき。
中3の次女の今年の担任の先生は、かつてないほどの素晴らしい先生・・・
いわゆる大当たり。良かったです、最後の一年が素敵な先生と過ごせて。
次女は、昨年転入してきたある女子と今年も同じクラスなのですが、
彼女は転入してきた当初からすでに不登校ぎみで、全然学校に来ない日も多かったのです。
そんな中で、次女は「マンガ&アニメ好き」という共通点を見つけ、
彼女に話しかけたりグループ行動なんかの時に誘ったりしていたようで、
それを見込まれて?今年もできるだけ彼女が学校に来やすいように誘ってあげたり
保健室登校の時には迎えに行ってあげたりしてほしい、と先生からも頼まれていました。

そこで次女なりに一生懸命使命を果たそうとしていたようなのですが、
なかなかうまくいかないこともあり、なんかガンバリ過ぎて疲れちゃったようで。
担任の先生に「上手な接し方」みたいなことを相談した時に、先生がとにかく
次女の疲れの部分にとても共感してくださったらしく、そのうえに過分に労をねぎらってくださり、
「そんなに気を使ってガンバリ過ぎなくてもいいからね」と言ってくださったそうです。
すると次女は急に心が軽くなり、スッカリ元気になったらしく、翌日からはまた
次女なりに、不登校ぎみの友達のことを思いやれるようになったみたいです。

心理学でもカウンセリングの基本は「受容と共感」だと学びました。
それだけで、悩みが解決されなくても、悩むこと自体が軽減したりなくなったりすることも
あるぐらい、大切なことだと。
今回の次女と先生のやり取りは、まさにそれだったんだな〜と思います。
そこで先生がしたり顔で、「あの子は学校に来られなくて大変なんだから、
あなたがもっとガンバって力になってあげて」なんて言っていたら、まだまだ未熟な次女は
パンクしてしまっっていたかもしれないし。

このことでとても感謝していると、家庭訪問に来られた先生にお伝えすることができて
良かったです。
そしていつも誰かに助けてもらってばかりの次女が、少しでも誰かのために役に立つ
機会を与えてくださったことにも、ひそかに感謝したいと思っています。

↓応援クリックをお願いいたします。