激烈な異臭でも美味なら食べられるのか?

仕事の関係で、発酵食品について調べているのですが、
いやぁ〜、世界には凄まじい食べ物がいっぱいあるんですねぇ。
アタシなんかには、絶対に食べられそうにもないモノがたくさん!

って言うか、「くさやの干物」の臭いもかいだことがないんです。
ドリアンも。
こと美味しい悪臭については、何の体験もないものですから、
想像するしかないんですけど・・・。

有名なスウェーデンの発酵魚の缶詰についての記述も物凄かったのですが。
※家の中で開けてはいけない。
※通常の衣類を着て開けてはいけない。
※風下に人がいないことを確認してから開ける。
なんていう注意書きがあるのだとか・・・
ギャーッ、かぎたいような、かいではいけないような(笑)。

そんな中、最もそそられたのが、イヌイットの発酵保存食の一種。
なんでも、アザラシの体内を空にして(中身はもちろん食べたり燃料にしたり)、
その生皮の中に、数十羽の鳥をなんの下処理もせず、そのまんま詰め込む。
ザックリ縫って、地中に埋め、他の肉食獣に横取りされないように重石をして
数年間発酵させる。
数年後、掘り出して・・・食べ方がまたスゴイ!
ズルンズルンのドロドロのアザラジの体内から鳥を取り出し、
肛門から体液を吸いだして食すのだそうです!!!
その異臭たるや、激烈、峻烈を極めるものの、複雑摩訶不思議な美味だそうで・・・。

いやぁー、ムリですムリです、アタシには!



無臭キッチン