米びつに裏切られた夜。

結婚した時に買った米びつを10数年も使い続けています。
炊飯器台やレンジ台と一体型のシェルフタイプで、
ちょっとした収納庫も付いているので、なかなか便利。

しかしこの米びつ、扉部分に半透明の小窓は付いているものの、
お米の残量がとってもわかりにくーい。
って言うか、一定量以下になった時点で小窓からは残量が確認できなくなるので、
そっから先は、勘だけがたより・・・。
イヤ、上部のお米をザーッと入れるフタをパカッと開いて覗きこめば、
残量は見えるんですけどね。
よく怠るんです、たったそれだけのことを。

で。
忙しかった一日を過ごし、夜遅くに急いでお米をたこうとすると。
そんな時に限って、「カッシャーン」という景気の良い米一合分の音は響かずに、
「スカッ・・・」という不吉な音と、空虚な手ごたえ。
・・・米、ないやん。なくなってるやん。

ムッとしながら冷凍うどんを見てみたり、パスタを眺めてはみるものの、
翌朝には娘ズのお弁当だって作らないといけないから、
やっぱりお米はいる。今いる。という結論に達するのです。
夜遅く、すきっ腹で米を買いに走る主婦は哀しい・・・
主婦歴10数年、米びつ歴10数年にして(泣)。