「あの花」の高校生達って、わりとリアルだと思う。

ちょっと前になりますが、今クールのアニメでは一番好きだった
あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない」が終わりました。
珍しく原作ナシで、アニメ界では有名な方が脚本を書いておられたそう。
当初はちょっとだけ「20世紀少年」や「思ひ出ぽろぽろ」を思い出させる展開で、
登場人物達も魅力的だしググッとお話にひきこまれました。
エンディングテーマがZONEのヒット曲のカバーで「secret base
〜君がくれたもの〜」だったのにも胸キュン。
主人公達の年齢がウチの次女の1学年下なので、彼女達が振り返る子ども時代は
そのまま、アタシが母として見てきた娘ズの子ども時代と同じ年代なんですよね。

そして高校生になった主人公達のそれぞれも、わりとリアル。
受験に失敗して底辺校に通うことになった末に不登校してひきこもりの男子。同じ高校の派手なギャルっぽい女子。彼らを上から目線で見る、トップ校に通う男女。高校に行かずに放浪する男子。そして幼い日に、死んでしまったあの子。
みんな幼なじみで、あの日のことを引きずっている・・・というわけです。

娘ズと周囲の子を見ていても、公立小中学校まではみんな良くも悪くも
似たりよったりなところがあるけれど、義務教育を卒業した途端、
ゴロッと人生変わっていくんですよね、やっぱり。
大げさに言えば、もう「住む世界が違う」ぐらい違っていたりするんだけど。
でも多分、なにかのキッカケで集まってみんなで話したら、一瞬で
子どもに返って笑ったり喋ったりもできるんだと思う。

小説でもアニメでも、片思いしてフラれて、それでも彼が大好きで、
でも絶対に振り向いてもらえない女の子に感情移入してしまいます。
そんなトラウマになるほどモテなかったワケじゃないんですけどね(笑)、
なんでかそういう登場人物に共感しちゃいます、今回もまた。

全体的に作品はすっごく良かったんだけど、最終回だけはちょっと・・・
アタシ的には期待ハズレな感じで終わっちゃいました。
それは残念だけど、やっぱり日本のアニメはクオリティ高いな〜って思えました。
さてさて新クールでは、どんなアニメに出会えるのか楽しみです☆
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