タイガーマスク運動に思い出したこと、いろいろ。

全国の伊達直人さん達による、タイガーマスク運動

「運動」っていうのもなんだかヘンな話ですが、もちろんあれはあれで素晴らしいことだと思います。

とは言えやはり、あらかじめ施設側に「何がどのぐらい必要ですか?」と確認する方がより

親切ではないかとも思います。

フツーに個人宅に贈り物をする場合だって、例えば新1年生にお祝いをしたかったら、

文房具がほしいのかランドセルが必要なのか、ランドセルなら何色でもいいのかとか、

いろいろ考えたり気を使ったりして、本人に最大限喜んでもらえるように配慮しますものね。

独身時代に宿題をみたり、一緒に添い寝するというボランティアを児童養護施設でしていた頃、

近くにミスドの研修所か何かがあるとかで、よくたくさんのドーナツが差し入れられていて、

これは子ども達も職員の方も喜んでいて、アタシまでおみやげにいただいて帰ったものでした。

かと思えばクリスマスになると、あちこちからクリスマスケーキが差し入れられ、

ある時はたくさん重なりすぎたようで、ナマモノなだけに無理して食べないといけないような

ことになってしまい・・・善意だけにちょっと残念な結果でしたね。

アタシは仕事帰りに立ち寄って、食堂で晩ご飯をご馳走になってから担当の部屋に行くという

流れだったのですが、食堂でたまに一緒になる男子中学生クンが居ました。

当時は公立高校に進学できないと中卒で就職して施設を出て行かなければならず、

彼は公立高校がムリだったので、花屋で住み込みで働くことになったと言っていました。

正直、落ち着いて受験勉強ができるような環境ではなかったように思います。

親がいても、お正月でさえ施設に残らざるを得ない、まだ小さな子ども達もいました。

それなのに、楽しかったクリスマスやお正月のことを「あったこと」みたいに作文に書いて、

同じ部屋の他の子にウソつきよばわりされている子もいたっけ。

そんな子達を数日間自宅に迎え、家庭でフツーに一緒に過ごすようなことも、当時も今も

求められています。

それならアタシにも、そのうちにはできるんじゃないかと思い出させてもらえたこともあり、

やっぱりタイガーマスクさんには感謝感謝です☆

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