思春期の子どもの反抗期に悩む母達。

昨日と今日の朝日新聞朝刊に出ていた、反抗期の子どもをもつ親の苦悩の声を読んで

驚きました。

おもに中高生の子どもの暴言や暴力に悩み、苦しんでいる母達の声。

「おまえ」「死ね」などと言われたり、ちょっとしたことで殴られたり、物を投げられたり。

ずっと不機嫌で、自分のブログに親の悪口を書きまくったり。

またそんな子どもに対して、親も売り言葉に買い言葉で、「こうなることがわかっていたら

おなかにいるときにおろしてた」と口走ってしまったり。

文末の母の一言、「本当は仲良くなりたいのに」に涙が出ました。

本当は優しい良いお母さんでいたいのに。本当は仲良くしたいのに。

いつ何がどうなってしまったのか、うまくいかない親子関係に悩む気持ち、痛いほどわかります。

ウチの場合は女の子だったせいか、長女次女とも小学校高学年〜中学校前半ぐらいが

反抗期だったかな〜って思います。

その頃、娘ズの言動や行動にたじろぎながらも、アタシ自身もいろいろ多くの気づきがあって、

自分なりに変わろうかわろうともがきつつ、気づけば知らぬ間になんとか乗り越えてきた感じです。

おかげで高校受験時期から高校入学後などは、まったくもっておだやかなもんです。

まぁたまには口げんかの大ゲンカとかはしますけど(笑)。

ブログには、次女のことをよく書きますが、次女はおかしなことや大変なことをまきおこしては

アタシをギョッとさせたりブルーにさせたりするものの、母娘の相性は元々わりと良いのです。

多分、正反対のタイプだからかもしれません。

それよりも、自分と似ているなーと思える長女の方が、アタシにとっては子育ての悩みが

むしろ深かったかもしれない。

今年の夏、吹奏楽部として応援に行き、野球部の地区予選敗退が決まってしまった日、

=長女の吹奏楽生活最後の日、珍しく「夏が終わっちゃった」というメールをもらいました。

「今まで吹奏楽で、たくさん楽しませてくれてありがとう」っていう返事を送った後、

「小さい頃は母に精神的な余裕が全然なくて、叩いたり、怒鳴ったりして優しく育ててあげられなくて

本当にごめんね。これからもよろしく」って、メールだけど初めてちゃんと謝ることができました。

これ不思議なことに、次女には口頭でいくらでも謝ることができているのに、長女にはなぜか

難しくて・・・。

今、悩んでいる方を責めるつもりはまったくありませんが、やっぱり自分の経験では

「親が変われば、子どもも変わる」と思います。

さらに、子どもは日々成長して、少しづつおとなの考え方や思いやりを身につけていくものだから、

今月より来月、今年より来年の方が落ち着いてきたりもするものです。

次女の学力向上作戦のエントリーでも書きましたが、「サジを投げない」で、

歩み寄り続けることが大切じゃないかと思います。

つくづく思うのですが、子育てっていつまでもいつまでもいつまでも続くものなんですねぇ。

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