『告白』by湊かなえさん をイッキ読み。

文庫本が出たら買って読もうと思っていた『告白』を遅ればせながら読みました。

何人かの登場人物のモノローグや手紙のみで構成されている、ああいうスタイルの小説は

子どもの頃から好きなんですよね。

みんながてんでに好きなことを言っていて、ウソもついていたりして、最後に大団円、みたいな形式。

ちょうど先日、映画館で映画『告白』の予告編を観たのですが、ピアノの旋律が印象的で、

とにかくめっちゃ怖そうだった・・・。

小説はまぁ、そんな怖くはないものの、なんだか救いようのない母と子の物語でした。

少々ネタバレですが。

最後のところは大いに納得がいきませんでした。

犯行前日に!サイトに犯行予告なんかしたら!ジャマが入るのアタマリマエだろ!とか。

まぁそこにもいろいろ解釈はあるのでしょうが・・・。

とはいえ、オモシロかったです。

最近なかなかイッキ読みとかしないのですが、これはイッキに読めた。

そんな本と巡りあうことが楽しかったぁ。

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