アタシは見た!アタシもいつかこうなる姿。
過日、駅前のバスターミナル行きのバスに乗っていたところ、途中のバス停から数人の
年配の女性達が乗り込んできました。
そのうちの一人の初老のオバチャンはとにかくにぎやかで、大声でお友達らしき女性と
わあわあお喋りをしておられました。
ほどなく、そのお友達らしき女性は途中下車。
オバチャンは一人になると静まり返り、・・・しばらくすると自分と同じバス停から乗り込んできた
近くの席のマダム風女性をお行儀悪くもカサでグイッと押し、驚いたマダムに聞くのです。
「なぁアンタ、私 今からどこ行く言うてました?」
マダムは困惑しつつも「・・・○○病院に行くっておっしゃってましたけど?」と教えてあげると
オバチャン「あぁそうやったそうやった。○○病院で飲み薬もらうんやった、おおきに」と納得し、
「私な、どこ行くか忘れるさかい、いっつもまわりの人に自分がどこ行くか言うとくねん」と説明。
その後、落語みたいに「○○病院で飲み薬もらう、と」を繰り返し、無事、○○病院の真ん前の
バス停で降りて行かれました。
うーん、歳をとるってしんどそうやし、物忘れがひどくなるってホントに大変なんやなぁと痛感!
しかしまぁ、イザというときにはオバチャンみたいに、せめて明るく前向きに、
たくましく乗り切っていけたら良いな、とも思ったバス車内でのできごとでした。
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