競売とか倒産とか。
昨夜テレビで、自宅を競売にかけられたご夫婦のドキュメンタリーをしていました。
不況で収入が半減し、月15万ほどの住宅ローンの支払いが滞り、競売、立ち退きへ。
それでも500万ほどの借金が残ってしまい、0からのスタートではなくてマイナスからの再出発。
50歳代、子どもさんが三人もいて、家を失い借金からの生活再建は相当しんどいと思います。
実はアタシも家を探しているときに、1件だけ競売物件を見に行きました。
同じ校区の大きなお家で、ちゃんと不動産屋さんが仲介に入っていましたが、
家にはまだ住人がおられて、挨拶もできない、目もあわさない気まずい雰囲気の中で、
年配の女性と赤ちゃんを抱いた若い女性がしょんぼりとしておられる(ように見えた)のが
気の毒でした。
広さは申し分なかったのですが、古いし、やたらと部屋数が多くて使い勝手が悪そうだったし、
なんとな〜く「ややこしそう」みたいな気もして、夫婦ともそのお宅は気にいらなくてパスしましたが。
住宅ローンが払えなくて競売にかけられる家が急増しているとよく報道されていますが、
本当に明日は我が身かも。
ウチなんてまだまだ先は長いし、全然繰り上げ返済もできていないし、ちょっと気が遠くなります。
つい先日、以前に仕事でお世話になっていた会社が倒産してしまいました。
社員の方も、事前に知らされてはいなかったようで・・・ある日突然「倒産!」と言われても、
住宅ローンや子どもの学費なんて、急にはどうすることもできないでしょうに。
他人事とは思えず、なんだかすごくショックです。
今の時代、『家を買う』ってやっぱり怖いことなんでしょうかね。
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