怪獣ほととぎすの激走に感銘を受ける。
昨日今日と、長女の高校の文化祭でした。
昨年は、吹奏楽部の演奏を聴いたり、展示を見たり、茶道部主催のお茶席で作法がわからず
アタフタしたりしていただけだったのですが、今年は長女がクラスの劇でキャストだったので、
初めて「高校の文化祭の劇」なるものを観てきましたが・・・オーノォーッ!!!
中学校の学習発表会の劇の方が、よっぽど格調高いしデキもいい。
・・・でも。
中学の方は、脚本もアリモノから選んでいるし、先生がやたらと口を出しまくるので、
デキが良くて当たり前なのかも、とも。
それに引きかえ高校は、夏休みから委員のコを中心に生徒だけでコツコツと練り上げ、練習し、
長女が言うには「練習に参加しないコが多いから、照明とか大道具の段取りがめちゃくちゃ!」
とのことで、そういうことにも先生は介入しないから、ホンマに大変そうでした。
長女のクラスの劇も、オリジナル脚本も段取りも演技も「・・・!!!」という感じでしたが、
実質少人数でがんばってきたのを知っているだけに、まぁ良くできました!と拍手することに。
それとオトナが介入しないからだと思いますが、他クラスの劇の中には流行の戦隊モノあり、
BOYS LOVEのイチャイチャシーンありと、なかなかのハチャメチャぶりで、
中にはビックリするような芸達者なコもいたりして、やりたい放題感とノビノビっぷりが良かった!
ちなみに一緒に行っていたママ友の息子クンは、戦隊モノの悪役で、なぜか「怪獣ほととぎす」の役を
やっていて、真面目に、超真剣に、ダンボールの翼をバタつかせて奇声を上げている姿に
感銘を受けました・・・。
だって彼はメチャクチャ成績優秀な、音楽の才能もある、非凡なコなんですよ・・・
それを「怪獣ほととぎす」役て。
しかも「あの子ちょうどコンタクト切らしてて、メガネかけてあの動きはできひんからって、
ほとんど何にも見えへん状態でアレやってるねん」て。
体育館の一番後ろから激走してきて、奇声を上げながら戦ったり、暴れたりしながら
舞台に飛び乗ったりとスゴイ動きをしていたのに・・・何も見えていないなんて。やるー。
若いって素晴らしいぞ!
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