7千円の重み、それぞれ。


次女が修学旅行で沖縄から買ってきたお菓子の山。
毎日ちょっとずつ食べて楽しんでいるようです。

中学校で決められた「持ってきていい、お小遣いの金額」は7千円。
アタシはキッチリ7千円渡して、その中でやりくりするように言いましたが、
長女次女とも言うには、小学校・中学校とも、この金額を守っている子の方が
少数派なのだとか。
1万円超えはもちろん、中には倍額以上を持参してくる子もいて、
親兄弟や親戚、ご近所、後輩、友達そして自分にと大量に買物しているんだそうです。
だからもちろん、娘ズは母に対してちょっとブーブー言います。

小学校の時には特に、くれぐれも大金を持たせないように、
「親がそれを許すと、今後社会のルールを守るとか、学校の規則を守るとかいう指導を
親ができなくなりますよ」とまで先生から保護者にお達しがあったのに、
これも守っている親子の方が絶対に少なかった!と娘ズは言っていました。

家族で旅行に行ったとしても、「おみやげ」に子どもに7千円も使わせないし、
日頃お世話になっている大勢の人におみやげを渡したいのなら、個包装のお菓子を
ちょっとずつ小分けにして配るだけで充分なように思うので、一体なんでそんな高額を
小中学生の修学旅行に持たせるのかアタシにはちょっとわかりませんが・・・。
親が率先して?子どもを茶髪にしたり(自宅で毛染めをする人が、余った薬剤で
子どもを茶髪や金髪にするというハナシを最近聞いて、なんか納得しましたの)、
ピアスの穴を開けさせたり、学校にケータイを持って行かせたりするのと、
そんなにかけ離れたハナシではないようにも思うのですが・・・どうなんでしょね。

そしてその反面、お小遣いの7千円や修学旅行の積立金の捻出にも四苦八苦している
家庭が増えているだろうことを考えると、さらに複雑です。

アタシも甘い母なので、「みんな1万円以上持って行くって言ってる!」とか
「私だけが少ない!」とか出発前に次女に聞かされた時には、よっぽど多めに渡そうかと
ちょっと迷ってしまったのですが、このお菓子の山を見たら「・・・渡さなくて良かった」と(笑)。
ちゃんと自分用の琉球ガラスのアクセサリーや、祖父母用のシーサー、
家族それぞれやご近所サン、後輩へのおみやげも買えてたし、7千円で充分ですて!

↓応援クリックをお願いいたします。