オジサンのダウンコート、実は。

旦那は見た目ほぼ同じような、黒いダウンコートを2枚持っていました。
確か1枚は、何かのブランドの福袋に入っていたのです。
古い方は、ダウンだかフェザーだかがたまにツンッと飛び出してくるし、
かさばるので2枚もあると収納にもすごく場所を取るので困っていました。
でも・・・古い方とは言ってもそんなに使い込んでもいないし、充分キレイでふっかふか。
粗大ゴミに出すのはあまりにもったいないし、バザーまで待つのもメンドウで、
さぁどうする!?となった時、名案が!

ものすごく寒い時期だったんですよ、その頃。
そして大阪屈指のオフィス街で働く旦那の事務所付近には、いつも寒そうにしている
ホームレスのオジサンが住みついておられるとのこと。
ある日、古い方のダウンコートに「不要品」と書いた紙を張り、
オジサンの居ない時にオジサンの縄張り?付近に置いておいたのです。
もしそのまま放置されるようなら、また回収して処分するつもりだったのですが。
ダウンコートはスグに消えたそうです。
そして後日、見覚えのあるダウンコートを着たオジサンと遭遇した旦那!
見かけるたびに、な〜んか嬉しくなってしまうそうです。

ウチにとってはいらない、かさばる、ダウンコートも、
名も知らぬオジサンの役には立っている様子。
取るに足らない自己満足ですが、良かった良かった。

↓応援クリックをお願いいたします。








寒い日は…