景気の悪い、妻トーク。

今日は、月に一度の友人ちのホームエステの日。
アタシのことを「可哀相に、前世で窒息死したんやねぇ」と真面目に決めつけた
素っ頓狂なエステティシャンです。

最近そんな彼女と月に一度会うと、どちらからともなく必ず出る言葉が
「景気、どう?」
これはアタシや彼女の仕事のことではなくて、お互いの旦那の仕事の話です。
彼女の夫サンは、お風呂関係の会社の経営者なので、相当厳しい昨今だそうです。
ウチももちろん、景気が悪くなると真っ先に発注を減らされる広告屋なので、
「今年はなんとか年が越せそうだけど、来年は倒産するかもねーーー」てなもん。

じゃあなんでわざわざ、そんな陰気くさい話を妻同士でするのか!?と言うと。
「倒産しても、元気やったら、ウチらの夫達は絶対仕事は見つけてくるやろうし。
アタシらもパートかけもちしてでも働くし。
子どもらには悪いけど、しばらく塾とかはやめてもらって。新聞も保険もやめて。
もちろんコナミエステもガマンする!
最悪、車も家も手放すし。実家にも転がり込めるし(←コレはかなり心強い)
・・・・ま、なんとかなるか!」と怪気炎をあげて不況を笑い飛ばすのです。

実際に倒産したり、廃業して失職したりしたら、そんな甘いもんじゃないのは
わかっているつもりだけれど、そんな心配、今からしてても仕方ないし。
お互いに、超強気旦那が最近たまに弱気発言なんかするもんだから、むしろ妻が
ドスン!と大きくかまえていないとね!という感じなんですよ。

それにしても旦那は・・・危機的状態でありながらもガンバvsマンU戦観に行ってるし!
ガンバサポのアタシを差し置いて、「ちょうど出張やから、観に行く♪」って・・・
イヤイヤ絶対に本当は「観に行きたいから、無理やり出張にした♪」でしょーが。
と思いつつ、ご褒美がないと勤労意欲のわかない人なので、ま、いっか。

それにしてもこの世界的な景気の悪さ、アタシのような一小市民、
政治経済ド素人から見ても尋常じゃないですよね?
日本は、世界は大丈夫なんでしょーか!?

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こんな家でホームエステ