花のカタチは恐ろしい。


春から夏にかけて、庭にはびこっていたスミレの花が散り、種ができてきていました。
ずっと前、魔の旧宅時代に友人からもらった鉢植えの花が、どんどん広がったもの。


上のまるまるっとした包みが熟して弾けると、ホラこんなにシャープな鋭利な感じになって。
この中の、小さな粒々の種がギッシリと押し合いへし合いしているのを見ると、
なぜかいつもゾクゾクッとしてしまう。



ホラホラホラ、なんかもぅあふれかけているでしょ、下の船の住人達は!
あふれて、こぼれて、飛び出して行く。
こわ〜。
旺盛、とか貪欲、とか開き直り、とかなりふり構わず、とかそういう言葉を連想しつつも、
やっぱり美しいな〜とホレボレしますね、自然のカタチ。


シクラメンのつぼみも・・・美しいけれども少し恐ろしいもの。
大体、花のつぼみって得体の知れない、凄みのあるカタチしていますよね。
虫でいうならサナギ。人間でいうなら未熟な胎児みたいな。
うっとりするほどキレイでも、うっかりさわるとホント、戦慄してしまうワ・・・。

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