近所のノーリードの犬に噛まれて大ケガ。?

昨日ビーグルさんの散歩の帰り、ウチの前の私道に面した空地に居たところ。
ウチの真向かいの家のコーギーが門から出てきました。
リードをしていなかったのですが、向かいの犬とはアタシもビーグルさんも面識があり、
おとなしいフレンドリーなコーギーだと思いこんでいたので、
うかつにも警戒していませんでした。
スグに向かいの奥サンも出てきて、コーギーの名前を呼んだのですが、犬は無視。
最初にアタシに寄って来て甘えてきたので、なぜてやりました。
次にビーグルさんに寄って来て、鼻クンクン、お尻クンクンをしたのですが、
ウチのビーグルさんは元々犬嫌いなので、段々怒ってきているのがわかり、
アタシが「コーギーはリードをしていないし、早く家に連れて入ろう」と思った瞬間、
いきなりコーギーが後ろからビーグルさんのお尻に噛み付きました。
もしかしたら、最初にビーグルさんが振り向いて威嚇したのかもしれませんが、
本当に一瞬のことで何が何だかわからないうちに、気がついたらコーギー
ガッチリ噛み付いて離さなくなっていたのです。

飼い主の奥サンは、「やめなさい!離しなさい!」とは言っているものの、
アタフタしているだけで全くコーギーを制御することができず、
それどころかコーギーのあまりの獰猛さに恐れをなしている状態で、手も出せない有様。
恥ずかしいですがアタシもパニック状態で、「早く離させて!リードをしてください!」と
叫んでいたものの、
せいぜいコーギーを押し退けようとしたり、軽く足で蹴るぐらいのことしかできず。
ビーグルさんの尻尾がくわえられているようにも見えていたので、
「ビーグルさんを無理やり引っ張って抱き上げたら、尻尾を噛み千切られるんじゃないか」
という恐怖もずっと頭にあって、どうしたら良いのか全くわからず動転しきっていました。
それでもアタシの剣幕にようやく奥サンが怖々コーギーのカラダを両手でつかみ、引き離したのですが、またスグに抜け出してビーグルさんに飛びかかり、
ガチッとかんで離さない。ということを何回か繰り返し、
もうビーグルさんは完全に無抵抗になって、悲痛な鳴き声を上げだしました。
コーギーはリードだけでなく、首輪もしていなかったので、
つかんで引っ張っておくことができなかったのです。
数回目に引き離した時、奥サンに「離さないで!」と叫んで、
ビーグルさんを連れて走り、目と鼻の先のウチの門の中にようやく逃げ込みました。

ビーグルさんは走れたし、見た目は元気そうでしたが、
お尻を見ると噛まれた傷が点々とあり、出血して血が滴っていました。
おそらく実際にそういう場面に遭遇した人でないと実感がわかないとは思うのですが、
アタシの心臓はバックバクで、自分でも発作を起こすんじゃないかというぐらい
ドキドキガクガクして、ビーグルさんと一緒に震えていました。
今、目の前で起こった惨事の恐ろしさと、血を流して震えているビーグルさんに対する
「死んだらどうしよう、大ケガしてたらどうしよう」という恐怖と、
一緒に居たのに守ってやれなかった、助けてやれなかった自分への怒りと情けなさが
グルグルまわって混乱していました。

でも、とにかく、落ち着かないと。と思い、家に入ってかかりつけの獣医の
電話番号を探しだして、ガクガクしたまま電話をかけました。
ちょうどお昼過ぎだったので、午前診は終了し、午後は4時から診察しますとのこと。
でもきっと、アタシの切羽詰った口調で察してくださったのでしょう、
「どうされましたか」と聞いてくださったので、事情を説明しました。
しばらく待たされた後、
「まだ院内に先生がおられるのでビーグルさんを連れてきてください」と
言ってくださり、徒歩でも10分もかからない動物病院に駆け込みました。
(スイマセンがまた長いのでつづきます)

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