それは人間として許されない!?自問自答。

「それは人間として許されない!」のエントリの周辺のできごとで、
アタシがずっと違和感を感じていることのひとつに、担任の先生の対応があります。

担任は熱血指導タイプのわりと評判の良い先生で、問題児A クンの指導についても
指導方法が正しいかどうかは別にして、一生懸命がんばっておられるように見受けられます。

今回、障がいのあるクラスメイトTクンへの集団イジメについても、
主教科の授業をつぶしてホームルームの時間を設け、クラス全員で
話し合いができるように、迅速に対処してくださったようです。

でも、残念なことに、あまりに感情的に怒ったり怒鳴ったり泣いたりするために、
少なくともウチの次女には「先生が怒りすぎていて、何を言っているのか
よくわからなかった」という結果に。
次女の理解力不足もあるのでしょうが、Aクン達がTクンをわざと
からかったり、怒らせたりしたことで、ストレスのあまりTクンが
自傷行為に走り、それを見てAクン達がおもしろがっていた、という
最も問題の大きな部分、見過ごすことのできない部分についても
話の流れがわかっていないようでした。
アタシは別の保護者の方から詳細を聞き、ようやく話の全容を知ることができましたが。

それと担任の激怒の中には「クラスのみんながイジメを見て見ぬフリをしていた」
というものが大きくあったようなのですが、少なくともウチの娘も
その席の周辺の子達も全然知らなかったらしく、だから余計に担任の話がわかりづらく、
わからないからその激怒、涙がピンと来なかったようなんです。

そして最後に。もちろん見て見ぬフリは絶対にいけないことだと思います。
次女に、そんなことはしてほしくありません。
しかし過去に何回も暴力事件、流血沙汰を起こしているAクンに、
怖くて注意できない子、逆らえない子、仕返しされるのが嫌で
先生に言うことさえできない子だっているのでは?
そんな教室、学校の状態を改善できないまま今に至っている担任、学校、
自分も含めた保護者に、
偉そうに子ども達を責める資格があるのか!?と自問自答しています。

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