家族が鬱になると。

不思議なもので、「鬱で別人のように」のエントリで書いた旧友に、偶然にも
ここのところ立て続けで出会うことがありました。

先日アタシが久々にお見かけした夫サンは、やはり現在も鬱で、
会社は疾病休暇中なのだそうです。
妻である旧友から見ても、今の夫サンの様子、顔つきや姿勢は見るからに変だと思う、と。
日常的に家にこもりがちなので、あの日は子どもサンの学校行事もあったので
あえて外に連れ出したとのことでした。

もう10年近く前にも、疾病休暇をとっていたり、その後復職したりという話を
聞いたことがあったので、今また休暇中ということは、
やはり順調に良くなっているというわけではないのでしょうね。
確かほんの数年前までは、休日に学校行事などでお見かけする夫サンは笑顔で、
立派なカメラやビデオを持って楽しそうに撮影しておられたのですが。
当時の旧友は、
「休みの日は機嫌が良くて、普通の人に戻るねん。
でも月曜日になると、別人にみたいに落ち込むねん」
「心配した実家の両親が来ると、心配かけまいとするのか気が張るのか、
やたら元気になって、普通に振舞うねん。だから一緒に暮らしている家族以外には
夫の実態はわかりにくいと思う。それが歯がゆいこともある」
というようなことを言っていました。

今、休日でも、いつも楽しみに来ておられた学校行事の場でも、
あんなに無表情で、以前とは別人のような顔つきや姿勢、足取りになってしまっているので、
おそらくもう、実家のご両親をはじめ誰の目から見ても夫サンの状態が
良くないことはわかるようになってしまいました。
本当に、ご本人にとっても同居の家族にとっても、遠方の老親にとっても
大変なことです。
つくづく、自分と家族の心身の健康に感謝して、心して大切にしていかないと!

救いは、旧友自身はパートに出始めて以来、若々しくキレイになってきたこと。
病気のことでアタシにアドバイスできるようなことはないのですが、
子どもサンが、ウチの長女が通っている高校を志望しているそうなので、
ちょっと先輩風を吹かせて受験の話とか、子育ての話でもしながら、
またいつかゆっくり話ができたらなぁ、と考えています。

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