親を選んで生まれてきた?


イマドキの子ども達は小学生の頃に、
「お誕生日はおめでとうと言ってもらう日ではありません。
お母さんに、産んでくれてありがとうと言う日です」とかなんとか習うようです。
いえいえ、どういたしまして。
こんなアタシのところに生まれてきてくれてありがとう、です。

友人が言うんです。
「子どもはみんな、どの子も自分で親を選んで生まれてくる」って。
生まれる前や、生まれてスグに親に殺される子も?
虐待を受け続け、苦しみ続けている子も?
アタシはどうも、その説には納得がいかない。

障がいのある子どもが、愛情深い親や強い親を選んで生まれてくるという説にも
素直にうなずけません。
報道されていなくても、障がいのある赤ちゃんが親に引き取ってもらえなかったり、
育児放棄されたり、手をかけられることだって少なからずあるのが現実です。

親が子どもを殺すなんて、なんて悲しい、恐ろしいことでしょう。
どの子も誕生を祝われ、毎年のお誕生日にお互いの存在に感謝しあえるような
親子であり、家族であり、社会であってほしいと願います。
本日、娘の誕生日でした。

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