時間の中で、迷子になること。

昨日、夕方5時頃に旦那、次女と三人で買物に出かけました。
長女は昼過ぎまで部活があり、帰宅して昼食、その後ウダウダした後で昼寝、
アタシが出かける時に「一緒に行く?」と声をかけると「寝とくー」とのことでした。

夜7時頃、買物から帰って晩ご飯の用意をしていると、キッチンのシンクに汚れ物が。
「?」と思っていると、長女がやってきて言うんです。
「6時頃目が覚めて、あまりにも静かなので朝6時だと思い込んだ。
宿題ができてないのでビックリして飛び起きて、そのまま1階に降りて
コーンフレークを大急ぎで食べた。
その後、ケータイ見たらデジタル表示が18時になってるからまたビックリ!
もう一度寝た」とのこと。
ひゃー、すごい思い込み。
起きぬけの勘違いはアタシにもあるけど、
ゴハンを食べちゃうまで気がつかないなんて、ねぇ。

とは言え、アタシも昼寝、夕寝、朝の二度寝が大好きなので、確かに起きた瞬間
「ギャッ、今何時!?」と慌てたり、一瞬、朝なのか昼なのか夕方なのか
よくわからないことはあるんです。

それと、ごくたま〜になんですけど、例えば薄暗い部屋の床でフと目覚めた時なんか、
それが新婚の頃に住んでいた賃貸マンションのリビングのカーペットの上で、
帰りの遅い旦那を待ち続けているような気がしたり。
もっと前に住んでいた、実家の2階の自分の部屋で寝ていて、
階下には両親が居るような気がしたり。
ほんの一瞬だけですが、そんな風に感覚だけが過去に戻っていって、
またスグに現実に引き戻されることがあるんです。
そんなことってないですか?
心に残る、大切な場所に居る自分に戻ること。
現実に戻ってからも、しばらくは新妻のような、子どものような、
なつかしい感覚を思い出して、少しせつないのです。

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迷子になるほど広い。