その住宅ローンは分相応?計画的?

友人の同僚の暮らしぶりの話です。
8年ほど前に、郊外に一戸建てを購入したそうです。
ちょっと不便な場所ということもあり、広々とした家ですが4千万円弱。
しかし頭金ナシの全額ローンだったそうです。

夫サンはサラリーマンですが、稼ぎはそこそこ良いようで、
月々20万円近い住宅ローンを支払っているそうです。
ただしやはり、その時点でも結構ムリしているらしく、いわゆるカツカツの状態。
そして8年を経た現在はと言うと、小学生だった長女さんが私立大学生に!
幼児だった長男クンが、塾通いの中学生に!

というわけで、奥様はパートに出動!
お小遣い稼ぎやゆとり資金ではなく、絶対に必要なお金として月10万円は
必ず稼ぎ出さないと生活が成り立たないのだそうです。
そのうえで、食費は一日千円まで(もちろん家族4人分で)!とか
冷暖房はもちろん、ホットカーペットなどもつけない、ガマン!とか
とにかくそれはもぅ厳しい節約のもと、どうにか暮らしておられるのだそうです。
誰も病気になってはいけない。稼ぎ手は倒れてはいけない。
リストラされたり収入が減ったら即、行き詰る。
という生活は、精神的になかなかしんどい日々ではないかと思います。

人それぞれの価値観ですし、
ウチの経済状態だって他人のことを言えるような余裕は全くないものの、
「もうちょっと小さくても、お手頃価格の住宅にしておいた方が良かったんじゃない?」とか
「先々の子どもの教育費の出費を考えたうえで、住宅ローンは組まないとね・・・」とか
いろいろ考えさせられます。
こういう話や住宅ローン破産、多重債務などなどについて見聞きするたびに
「分相応」「分不相応」という言葉を思い出し、自分の生活態度などを戒めるようにしています。

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