ゴミ問題で知った、娘の良いところ。

長女が中3の時、校区にあるわりと大きな公園で、友達グループで花火をしようと
誘われたことがありました。
中3ともなると、親がついてさせるハズもなく、子どもだけでしたいということです。
アタシが出した条件は、
「もしグループの子全員が、火の後始末や花火のゴミの後片づけをしようとしなくても、
自分一人だけでもキチンと掃除をする覚悟があるのなら行ってもいいよ」というもの。
長女は迷った末に、「自信がないからやめとく・・・」という結論を出しました。

長女は家の中では反抗したり、だらしなかったりしても、外ではそれなりに
ちゃんとしている方なので、先生やオトナからのウケもいいし、
アタシもあんまり長女のことで心配したり悩んだりすることはなかった子です。

次女は少々エキセントリックガールで、マイワールドの中で暮らしているようなところがあり、
超マイペースだし、予想だにしないようなトラブルを引き起こすこともあり、
アタシがわりと心配したり悩んだりすることが多いのはこちらの方。

その中2の次女が、同じ公園で、同じように男女のグループでする花火に
誘われたので行きたいとのこと。
こんなボケーーーッとした、頼りない子を行かせて大丈夫か!?と思いつつ、
長女の時と同じ条件を出しました。あきらめるんじゃないかとも思って。

次女は即答。
「大丈夫。私は一人だけでも絶対片付けるから」
・・・あ、そぅ・・・?
当日、「どうやった?」って聞いてみると。
案の定、公園には他にもすでに花火のゴミが散らかっていたこともあって、グループの中では
「(ゴミは)ほっといてもいいんちゃう?」みたいな雰囲気になったらしいのですが、
次女が片付けていると、結局みんなも手伝ってくれて、ちゃんとキチンと
後始末ができたそうです。

次女はそういうことを特に「自分だけいい子ぶったみたいで恥ずかしい」とも
思わず、
また当初片付けようとしなかった子達に腹を立てた風もなく、
「とっても楽しかったー!」と至極ご満悦でした。

親バカで誠に申し訳ありませんが、母として、素直に嬉しかったのです。
知らない間に少しずつ、成長してくれているんだなぁとか。
マイペース(多少のKYを含む(笑))って、こんな良いところもあるんだなぁとか。
もっと娘ズそれぞれの良いところを認めてあげないとなぁとか。
ちょっと勉強になった、そしてささやかな喜びをもらった夏休みの花火のゴミ問題でした。

↓応援クリックをお願いいたしますね。






明るい心を育む