隣家から侵入するツル→ゴキブリ。

ウチの側面と敷地を接して裏庭があるお宅は、庭の手入れを放棄しておられました。
数年前にご家族に不幸があったようで、それ以来掃除などには手がまわらないようで。
でも元々は、どなたかがガーデニングを楽しんでおられたのではないかと思います。

伸びすぎて、甲子園みたいになってしまっているのですが、
古い家の裏側の壁面には緑の蔦がからまっていて。
手入れもされていないのに、梅の木は毎年ひっそりとビロードのような実をたくさんつけて。
紅葉の木は秋には赤くなり、
春から夏には緑の美しい葉っぱとタケトンボみたいな赤い花をいっぱいつけていました。
鳥もよく来て、鳴いていました。

それらはちょうど、ウチのお風呂場、洗面所、階段の上の各小窓から、
切り取った小さな絵ハガキのように見えていて、アタシは大好きな景色でした。
春から秋にかけては伸び放題のツルやツタが勝手に我が家にまで侵入して来ては、
油断しているとフェンスや小窓の外の格子にグルグル巻きになっていましたが(笑)。

それが。
昨日の朝から3人以上もの業者サンが入られて、壁の蔦は全て剥ぎ取られ、
梅の木も紅葉の木も根こそぎ引っこ抜かれ、緑という緑は全部撤去され、
のぺーーーっとした白壁と灰色のコンクリートだけの無機質で人工的な
寒々しい空間になってしまいました。
よその家の裏庭とはいえ、ものすごく寂しい・・・残念です。

しかも。
白い壁に、茶色くテカテカしたデッカイ、ゴキブリが!
所在なげにウロチョロしているではないですか。
敷地中にゴタゴタと置いてあったいろんなガラクタっぽい荷物類も全て
片付けられたために、居場所をなくしたゴキブリ達が新居を求めてさまよっている!?
ツルやツタ、カエルやカナヘビならまだしも、
ゴキブリにだけは侵入されたくありません!
近隣の大掃除、消毒、バルサンなどで害虫類がイッキに自分ちに引越してきてしまった!
というのは、よくきく話。
しばらくは玄関、窓、床下などからの侵入に気をつけておかないと!
・・・って言っても床下なんて防ぎきれるもんなんでしょーか・・・ちょっと不安。

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