蜂の巣で、台風来襲を知る方法。

家のまわりにできた、あしなが蜂の巣の位置から台風来襲を知ることができるそうです!
これからの季節、身近な生き物の生態で天気を予測する手がかりがつかめたら、
役立つというか楽しいというか、ちょっとワクワクできるんじゃないかと思い、
以前のエントリにいただいたSEの妻さんからのコメントをここであらためて紹介しておきます!

SEの妻さんより
・・・ウチの猫の額ほどの小さな庭には、雪柳を植えてます。
毎年、この枝のどこにあしなが蜂が巣をつくるかチェックします。
台風の襲来率(?)が結構当たっていたり
するんですよ。鳥や虫たちの生態を観察すると面白いですね。

らきさんより
・・・SEの妻さんの台風の襲来率のお話、興味深いですね。
巣を作る場所や頻度、あるいはサイズや時期などをチェックされてるんでしょうか。
詳しく知りたいです。
最近、鳥羽水族館で、カエルとイモリと下駄の天気予報という展示が始まって、
カエルとイモリは高確率で当日〜翌日の雨を当てるらしいというニュースを見ました。
生き物の行動から天気を予測するのって、結構バカにできないなと思ってます。

ヒロコより
あしなが蜂と台風の関係、スゴイですよね。
カエルはウチの庭にも生息しているのですが、
雨が降る直前には、ほぼ確実に鳴きますね。
1匹が鳴きだすと、アッチでもコッチでも鳴きだして、やがて合唱に。
私はそれを合図にベランダに駆け上がって洗濯物を取り入れることで、
降り始める前に取り入れることができるというワケです!

SEの妻さんより
・・・リクエストにお答えします。(笑)
あしなが蜂はすずめ蜂と違って、攻撃性がない蜂なので
そっと観察するには丁度良い(?)蜂であることを最初に。

私が住んでいる街は、ヒロコさんよりちょいと西の兼業農家が多い地方です。
この話は、実家の父から聞いたもので、
台風シーズンと稲の刈り入れや野菜の収穫時期とが重なるため、
収穫前の台風被害は、農家にとって大変なものとなります。
で、先人の知恵となるわけですね。

細く高い枝に複数個巣をつくる  →  台風は少ない
太く低い位置の枝に巣をつくる  →  風台風の可能性大
かなり大雑把で申し訳ないですが、目安となります。

台風19号だったかしら、強風で天井ごと屋根が飛ばされたり
高潮で海水の混ざった雨による塩害の被害が出た時は
一番高い位置の軒下に巣をつくっていました。しかも近所中。

台風一過の翌朝には、台所に体長15cmはあろうかという
家蜘蛛が数匹避難していたというオマケ付きでしたけどね。
私が卒倒しかけたのは言うまでもありませんが・・(笑)

らきさんより
・・・巣を作る場所に違いがあったのですね。
教わってみて、「なるほどなー」と納得でした。

それにしても巣作りってわりと長期的に進める事業なのに
予め強い台風がやってくることを見越して場所を決めるなんて、
すごい先見性ですね。
こういうツール(http://blog.smatch.jp/hiropon/archive/1702)があるわけでもないのに。

・・・ということだそうです!
生き物の力って、まだまだ解明されていないことが多いでしょうし、
秘められた能力というか、未知の能力というか、そういうものを駆使して
ちゃんと科学的に予測しているのかもしれませんよね。
それにしても下駄!・・・って(笑)!

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