ガシャーン!白い目、冷や汗。感涙・・・。

昨日、長女が通う高校の合唱コンクールだったんです。
行事というと異常に燃える中学の時と比べても、勝るとも劣らない情熱の傾けよう。
彼女らにクールとか無気力とかいう言葉はあてはまりません。
毎朝各クラスごとに早朝練習を重ねるため、親も早起きしてお弁当作りの日々でした。

長女のクラスは予選を突破し、昨日の決勝でも1年生にしては大健闘の4位入賞。
ジェリコの戦い』という、短いアカペラの外国語の曲を上手に歌っていました。

それで。
アタシはご自慢のニューケータイで、ムービーでも撮っておいてあげようかな、
なんて普段やらないことをしようとしたのが運のツキ!
「ビデオ」モードにして撮影ボタンを押した途端・・・
なぜかまた「連写(カメラ)」モードが作動し、静まり返った会場に
ガシャーン!ガシャーン!ガシャーン!ガシャーン!という大音響がとどろき渡り!
保護者席の最前列(!)に座っていたアタシの方を800人以上の高校生が
いっせいにグルーッと振り返って白い冷たい目で!見ていました・・・ハァハァ。
・・・静かにすべき場所で、無神経にも傍若無人に音を立てるという
アタシが最も忌み嫌い、軽蔑する行為を・・・アタシがした!ヤラかした!
まぢ凍り付いて、時が止まって、全身の毛穴がガバッと開いて冷や汗が噴出して、
カッと火照って、できることなら謝罪して消え去りたかったです。
しかし救いは、その瞬間はまだギリギリ音あわせをしている時間で、
ガシャーン!と白い目と冷や汗ドバッ!の次の瞬間に合唱が始まったこと。
こんなことが長女にバレたら「二度と来るんじゃない!」と罵倒されます。
って言うか、その前に自分で自分を罵倒し尽くしてやりたい。
なんで消音にしておかないのか?なんでケータイの撮影モードがおかしいことを忘れるのか?
今思い出しても申し訳なくて恥ずかしくて情けない。いまだに猛反省中です。

優勝したクラスの合唱曲は、アンジェラアキ作詞作曲の『手紙』。
15歳の辛い自分から、オトナになった未来の自分への手紙。
そしてオトナになった自分から、15歳の自分への手紙を綴った歌詞に
かなりジーーーンときちゃいました。
♪オトナの僕も傷ついて 眠れない夜もあるけど 苦くて甘い今を生きている♪
というフレーズに、オトナのアタシは共感。
♪拝啓 この手紙 読んでいるあなたが幸せなことを願います♪でしめくくられるラストに、
15歳だった自分に「アタシは今、幸せです」と胸を張って言えるよぅに
毎日を大切に生きたいなぁ・・・なんてしみじみと思ったのでした。
本当にいい曲ですよ、泣けちゃうぐらい。

↓そんなモンスターペアレントな母ですが、お叱りもしくは慰めのクリックを。






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