夜のスーパーで激しく胸が痛む。

土曜の夜、駅前のスーパーで買物をしていた時のこと。
ちょっと人目を引くぐらいキレイで、まだ20歳前後に見えるほど若いママが
子どもを連れて買物しているのを見かけました。

2歳ぐらいのお姉ちゃんは、何があったのかずーーーっと泣いていました。
1歳ぐらいの妹ちゃんは、カートのイスに腰かけておとなしくしていました。
お腹には、三人目の子がかなり大きくなっている様子。

たまたま食料品売場をまわるコースがほぼ一緒だったので、
彼女達親子が店を出て行くまでほとんどずっと視界に入っていたのですが。
若ママは、ずーーーっと泣いている小さなお姉ちゃんに、
怒るでもなく、なぐさめるでもなく、話しかけもせず、
アタシの知る限りでは、一瞥さえしませんでした。
かといって、カートのイスに腰かけている妹ちゃんに気をとられたり面倒を見るわけでもなく、
無表情に、ただ淡々と買物を続け、レジを通って荷物をつめ、店を出て行きました。
子ども達なんてそこに居ないみたいに、悪く言えばまるっきり無視です、あれは。

自動ドアやエレベーターのドアなど、小さい子にとってはキケンな場所もあったのですが、
猛スピードで歩き、お姉ちゃんがちゃんとついて来れているか振り返って見ることもなく、
後ろから泣きながら、ヨタヨタと、それでも置いて行かれまいと精一杯走っている
お姉ちゃんの姿がなんだか不憫で・・・気になってずっと目で追ってしまいました。
若ママは、金髪のアップにした髪形も完璧なら、服装もオシャレそのもの。
それだけに、終始一貫して無表情、無言を貫く姿は異様でした。

・・・わかるんです、ものすごく。
小さい子を二人も連れて買物をする大変さ。
人前で泣かれた時のイライラ、怒り、不機嫌。
あの般若顔がまるで昔の自分のようだからこそ、
いつまでも泣いていたお姉ちゃんが昔の長女のようだからこそ、
もぅ胸が痛くて痛くて。
良きパパや、家族や友達の力を借りて、どうか笑顔で子育てができますようにと
祈るばかりです。

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