出会いカフェに集う少女は寂しい。

出会いカフェについてのテレビ特集を観ました。
その番組内のレポートでは、女性入店者はお小遣い稼ぎ、食事や宿泊場所めあて、
援交目的などの女子高生も多いらしく。
彼女らを品定めし、お小遣いと引き換えに店外に連れ出そうとやってくる
男性入店者は、30〜40歳代のサラリーマン風が多いのだそうです。

こういう店やシステムを手をかえ品をかえ生み出す金儲け主義のオトナ社会、
少女達を食い物にする男達への怒りや憤りがフツフツと沸いてくるのはもちろんのこと。

理解に苦しむのは、その店に出入りしてはお小遣いを稼ぎ、客と泊る少女達が
「家にも学校にも居場所がない」
「家には帰っていない子が多い」
「家出中」
とか言っていること。
中高生の娘が家に居ない、家に帰らない、
どこで誰と何をして、どうやって食べて寝ているのかわからない。
という状態を親は、保護者は、そして一応学校の先生も、
どう考えて、どういう対処をしているのか・・・またはしていないのか?

そりゃいろんな事情があるでしょう。親の言うことなんて聞かないとか、
もぅ手をつけられないとか、あきらめたとか、はたまた「娘を信用していますっ」とか。
でも・・・どう考えても、大事な娘はボロボロになるでしょう。
いつ殺されてもおかしくないでしょう。

少女達自身も、もちろん悪いです。
悪いけど、彼女達は家に居ても居なくても、どこで誰と居ても、
きっとスゴク寂しくて仕方ないんだと思う、もぅずっと前から。
家に居ても寂しいんなら、
家に居なくて遊んで騒いで、その一瞬だけでも寂しいことを忘れたいのかも。

自分の家は、ちゃんと家族にとって心安らぐ居場所になっているのか?
ウチには中高生の娘ズと、40歳代のサラリーマン風の旦那がいるので
とても他人事とは思えません。