「平気でうそをつく人たち」。


子どもの頃から現在にいたるまで、身のまわりに必ず一人や二人は出てきては去って行く、
摩訶不思議な人達。

今までの人生の中で、いろんな意味で驚くべく人達に出会う確立が一番高いのは、
アタシの率直な感想で言えば「子ども関係でつきあいのある母達の中」。
ママ友しかり、学校の役員仲間しかり。
自分が選んでつきあい始めるわけではないので、そりゃ気の合わない人が
いるのは当たり前なのですが。

アタシも関西人として、ウケ狙いで話を大袈裟にしたり、おもしろおかしく
話したり書いたりすることはよくありますが。
その場の周囲の反応に合わせてエピソードを捏造したり、
結末を毎回劇的に変えてみたりするのはちょっとやり過ぎかと思います。
また大切な連絡や重要な議題についても、昨日ああ言っていたことを、
今日はコロッと変えてこう言っている。
そして、昨日ああ言っていたことを絶対に認めない!
最終的に、ミスは認めず(理解できず?)手柄は必ず持って行く!

虚言癖なのか?健忘症なのか?認知症の一種なのか?
と、全く理解に苦しんでしまうほどのうそつきっぷり。
またなぜか、そういう人に限って普段はすんごい愛想が良くて、
にこやかな笑顔で、腰も低かったりして、
「よく動く、よく働く、シッカリしてる、有能」なイメージがあったりするのが
さらに怖いところ!ちょっと背筋が寒くなるぐらいデス・・・。

久々に書棚から「平気でうそをつく人たち」を取り出してみたら。
?どんな町にも住んでいる、ごく普通の人。
?自分には欠点がないと思い込んでいる。
?異常に意志が強い。
?罪悪感や自責の念に耐えることを絶対的に拒否する。
?他者をスケープゴートにして、責任を転嫁する。
?体面や世間体のためには人並み以上に努力する。
?他人に善人だと思われることを強く望む。
・・・って定義されているじゃないですか!
うわぁ〜、ものすごく当てはまってる気がする。
彼らの核にあるのは「過度のナルシシズム」だそうですが。
うん、これもわかる。スポットライト症候群を併せ持っているっぽいもの。

みなさんの周囲にも、こんな不思議な、イヤ不気味な方がおられませんか?




素直に育つ