バス便物件の思わぬデメリット。

ウチは最寄り駅からはバス便の、交通不便な立地。
とは言えそんなことは承知のうえで、それを上回るメリットに魅かれて
この地に住んでいるわけで、その件に関して今は特に不満もないのですが。

「おぉ・・・こんなデメリットもあるのか!」とちょっと驚いたエピソードがあります。
2年ほど前、長女の受験勉強にそなえるために、塾や家庭教師のお試しを始めた頃。
送迎の手間がなく、安心安全そうな家庭教師に魅力を感じていたアタシは、
数社から話を聞きました。
こちらからの要望はいろいろあるものの、両親とも不在の場合もあるし、
娘の希望もあって「先生は女性でお願いします」というもの。これ必須。

しかーし。
ある程度のレベル以上の受験勉強を教えられる「女性の先生」が、
とうとう確保できなかったんです!
なぜなら「女性の先生」は、女子大生か若いOLサンがほとんど。
帰宅が遅くなる家庭教師という仕事がら、
一人で夜道を歩いたりバスに乗ったりしなければならない「バス便のお家」は
敬遠されてしまうんです(泣)!
・・・そりゃそうですよね、怖いし危険ですもん。

自動車の運転をする女性の先生はごく限られているし、
・家族が駅まで送迎するか、
・バス代はもちろん、場合によってはタクシー代を負担する。
そこまでしても、必ずしも優秀な先生を派遣できるとは限らない、と言われました。

で、送迎つきの進学塾に通うことに決めましたの。
まぁ、その塾の熱烈指導のおかげで合格できたようなものなので、
結果オーライなのですが。
バス便物件って、こんなデメリットもあるんですよ、プン。



駅まで15分で!