号泣しても、いいですか?

今週は、いよいよ長女の卒業式です。
小学生の頃から問題ばっかり起こす有名な学年で、
男子は騒ぐ、暴れる、ケンカする、反抗する、女子は陰湿なイジメが横行する、
社会見学に行った先の遺跡では器物損壊的トラブルを起こし、
「二度と来ないで」と言われる、
担任が次々と不登校になり、一年間に先生が三回も四回も変わったり、
校長教頭が張り付いたりする、
緊急の保護者会が召集されたりで、
「この末恐ろしい子ども達は、中学生になったらどうなってしまうんだろう!?」と
警戒され、恐れられ、心配されていたのですが。

なんていうんでしょう。
凄まじく大きなエネルギーのベクトルを「負」から「正」の方にグイッと
向けかえることに成功したんですよね。
中学校の先生達が、素晴らしかったです。
ベテランの、力のある先生ばかりをズラッと揃えて迎えてくださったこともあり、
根はそんなに悪くなかった暴れ馬、じゃじゃ馬どもを名馬とはいかないまでも、
とにかく暴走しないように、まっすぐに一生懸命走れるようになるまでに、
仕込んでくださいました。

その辺りのトコロは感謝の気持ちをこめて、謝辞の文面に織り込みました。
もちろん、まだまだいろんな問題もある。
不登校の子だって、不登校気味を含めたら、軽く10人はオーバーする状態。
でも、どの子もみんな、それぞれに卒業式を迎えます。
アタシも学年代表という役員の、最後の大仕事として前日のリハから参加し、
思い出に残る、最高の卒業式をつくるお手伝いをしてきます。

当日は、号泣しそう・・・。
マスカラは、やめとこーっと。
その前に、心置きなく泣いたり笑ったりできるよう、早く原稿書きあげて、
お仕事完了しとこっと。