ローン申請で改ざんする人の住む市とは。

友人の夫@銀行員が、大阪のK市にある支店に転勤になりました。
全国各地の支店に転勤があり、また各支店の行員同士で情報交換もする彼らが言うには、
なんやかんや言っても、やっぱり各市町村によって、住民の経済事情はもちろん、
マナー、モラル水準なども劇的に違う!とのこと。

K市のK支店は、転勤前から「すごいでー。すごい客が来るでー」と噂の支店だったそうで。
そこで彼は融資課に配属され、住宅ローン関係の仕事を担当しているのですが。
銀行員生活20年以上の中で初めて、書類の金額を改ざんしてくる人に
出会ったのだそうです。
それもバレバレの改ざん!
これがオトナのすることか?銀行員をなめるなー!っと言いたくなるような改ざん!

なんでも、年収300万円前後なのに、6000万円以上の住宅を購入したいらしく、
そのために多額の融資を申し込もうとして自分の年収を高額に改ざんしていたらしい。
いや、何かの間違いで万が一、融資が通ったとしてもローンを支払えるのか?
どういう計算で、どういう計画を立てているのか?
勝算があるのか?サブプライム問題って知ってる!?
とかいろいろ疑問はわいてくるものの、話し合ってもラチはあかず、
まったく理解ができないままに、とにかく却下・・・ってな具合だったそうで。
しかも、他にも似たりよったりのお客サンが来られるそうで、
驚愕と衝撃の日々だそうです。

横で聞いていた、別の友人は実はそのK市在住。
「私の住んでいる所は、K市の中ではビバリーヒルズやで(笑)。
でも校区の公立学校は、中学校からガラが悪くて子どもを通わせたくない」
とのことで、ただいま中学受験の準備中だそう。
子どものいない新婚時代に、安さや通勤しやすさetc.だけで
K市にマンションを購入したことを激しく後悔しているのだとか。
二人の子どもを小学校から進学塾に通わせ、中学校から私立に進ませ、
この先もあまり治安の良くないK市で自分達の老後を迎えるのか、
思い切ってもっと子育て環境も治安も良い他市に引越しをするのか、
どちらがいいか考え中だそうです。