ご近所に苦情を言う、言われた時には。

昨日ご紹介した、あいさつ・スピーチ・手紙・文書の本の中に
スマッチ!的にとっても参考になるものもありましたので、一部ご紹介。

◆ご近所のピアノ騒音について、苦情を伝える◆
「(前略)・・・夜遅い時間の練習は、できれば控えていただけないでしょうか。
○○○(幼い子どもが寝付けないなどの理由)のため、
こちらの勝手なお願いなのですが、
せめて夜○時以降の練習を控えていただけると大変助かります。
そちらさまにもいろいろとご事情がおありかと思いますが、
ご配慮くださいませんでしょうか。
・・・突然のお電話で、お気を悪くなさったら申し訳ございません・・・(後略)」

ポイントはやはり、『苦情』ではなく『お願い』のカタチで伝えるということですね。

◆苦情への返事◆
「(前略)・・・おっしゃることはごもっともです。
こちらも音がそれほど響いているとは知らずに、お恥ずかしい限りです。
今後のピアノの練習時間については、・・・ご迷惑をおかけしないようにいたします。
言いにくいことをおっしゃっていただき、ありがとうございます。
お話いただかなければ、気づかないままで、
さらにご迷惑を重ねてしまうところでした。・・・(後略)」

ここでのポイントは、『お詫び』と共に、『勇気を出して注意してくださった相手に
感謝の気持ちを伝える』、というあたりでしょうか。

どちらにしても、『おたがいさま』という謙虚な気持ちを忘れずに、
相手の不快や困惑を気遣う心が大切なんでしょうね。
上記の言い回し文例は、騒音苦情以外でもなかなか役に立つ、
良い表現だと思いました!
・・・内心、怒り狂っていたり、逆ギレしたくてウズウズしても、デス。