子どもが万引きした時の謝罪まで!

娘の中学校で役員をしている関係で、卒業式の「謝辞」を考えなければなりません。
代々の役員の引継ぎ資料として、
『お母さんのあいさつ スピーチ・手紙・文書(主婦の友社)』と
『小学生のお母さんのマナー あいさつ 手紙(成美堂出版)』という本が。
ほぉぉ・・・こんな本があるんですね!っと、驚いて読んでみて、さらにビツクリ。

学級懇談会での自己紹介の仕方から、いじめや不登校、盗難騒ぎ、
子どもが茶髪にしてしまった際(!)の先生・学校への相談の仕方とか。
なぜか、もちつき大会お手伝いのお願いの仕方、とかも!

さらに圧巻?なのは、子どもが万引きした際の謝罪の仕方!
そ、そんなことまで・・・?
ちなみに、この場合の言ってはいけないNGワードは、
「友達にそそのかされたんだと思います」
「いくらですか。買いますからっ」
「はじめてのこと、子どものしたことなので大目に見てください」
または言うに事欠いて
「このくらいのことで、まあいいじゃないですか」
って!
そりゃー、言ってはいけないでしょう。

なんとも親切な本だったので、嬉しくなって娘にいちいち披露していたら、
「犯罪行為はせーへんから。それで謝らなアカンことはない、ダイジョーブ」と
心強〜いお言葉、アリガトウよ。
まぁ、万が一、身内の万引きが発覚して駆けつけなければならない場合には、
悠長に本の頁をめくったり、ネットで検索したりして、
謝罪の言葉やマナーを習得する余裕は・・・アタシにはないと思われます。