一戸だけ床上浸水する家。

数年前に、台風だか豪雨だかで市内の河川があふれそうになり、
通行止めになったことを記憶しています。
でも結局、氾濫することはなく、
市内で床下浸水とか床上浸水したお宅があったかどうかも記憶にありません。
もともと、水害などはほとんど聞かない市なんです、ここは。

ましてやアタシの住む地域は、市街地から見れば高台にあたり。
万一こんな所が水没するようなら、市内のかなりの地域が水浸しになるハズ、というような所。

にもかかわらず、ごくごくご近所のお宅が、以前に床上浸水してしまったそうなんです!
なんでそこだけが!?
と普通なら疑問に思うところですが、地元に住んでいる人々にとっては
「やっぱり・・・」という感じでした。

その家は、道路に沿って新しく建てられた住宅なのですが、
もともとは道路を挟んで両側は全部、広大な田んぼだった所なんです。
またその中を縦横無尽に用水路が走っていました。
今も田んぼ、用水路とも規模を縮小して近くに存在していますが、
その辺一帯が田んぼを埋め立てて整地したようには、素人目にはわかりにくいと思います。

以前にエントリしたことがあるのですが
床上浸水した住宅が建っている場所そのものではありませんが、
ごく近くの同じような埋立地に、いつまでたっても、どんなに晴天続きでも、
ずっと水がたまっていたのをアタシはこの目で見ていました。
その土地の上にも、今は家が建って、人が住んでおられますが・・・
一体、床下の地面はどんなことになっているのか。

もちろん、田んぼや用水路に囲まれていても、埋立地でも、
必ずしも万年水浸しだったり、1戸だけ水害に見舞われたりするわけではないでしょう。
でも、そういう危険性があることを知らずに、知らされずに家を購入されて、
こんな目にあっているのなら、やっぱりスゴク気の毒です。
これも自己責任の範囲なら、自分のように不勉強で迂闊な人間は本当に怖いですね・・・。



高台!ヨコハマ山手