ハイテン夫人のお誘いに応じる。

異常にテンションの高い、ハイテンション夫人の
超積極的な「ぜひお友達になりたいわ♪」という熱烈なアピールと、
「ぜひ家で、ゆっくりお話ししたいわ♪」という電話攻撃の日々を経て、
ついに。意外と人見知りする、優柔不断なアタシも決心しました。
とにかく、一度お会いしてゆっくりお話ししないことには、
ハイテン夫人はなぜだか知らないけれど、納得しそうにない。
よし、それならば受けて立ちましょう、と。

実は、当時小学生だった長女の学年は、
中学受験のために進学塾に通う男子の一部の授業妨害と、
女子の一部のイジメがちょっとした問題になっていて、
教師の休職により、あるクラスの担任が次々と変わったり、
緊急の保護者会が招集されたりと、
「崩壊」はしないまでも、「荒れている」状況ではあったのです。

ハイテンション夫人に初めて声をかけられたご近所のスーパーでも
元教師だという彼女はその問題を大変心配しておられました。
それもあって、アタシという“娘の同級生の母”と、
ゆっくり意見交換でもしたいのかなぁ、などとも思い。
とりあえず、ある日またいただいたお誘いのお電話に、
「では、お言葉に甘えておじゃましますね」とお答えしました。

って言うか、あんまり何回もお断りばかりしてしまい申し訳ないうえに、
それでもまだあきらめることなく誘い続けてくださるので。
とうとう行っちゃいました。って感じ。
・・・つづく・・・