超積極的なハイテンション夫人。

ご近所のスーパーで、長女の同級生の母であるハイテンション夫人
呼び止められたアタシ。
なんとなくお顔ぐらいは知っていたのですが、話をしたのはそれが始めて。

でもでも、初めて話をしたとは思えないほどのハイテンションぶりで、
彼女は機関銃のように話し続けてくれました。
なんでも、ハイテンション夫人のお嬢さんが、ウチの長女をほめてくれていたとのことで、
その理由やいきさつや、それにまつわる様々なエピソードなどを次から次へと。
アタシとしても、娘をほめていただいて嬉しかったこともあり、
上機嫌でニコヤカに延々と聞いていたのです。

時間は刻々と過ぎ、ハイテンション夫人はやおらメモ帳を取り出し、
名前と電話番号を書きつけ、アタシにくれました。
「ずっと教師をしながら子育てをしていたので、仲良しのお友達がいないんです。
ぜひお友達になってください!家にもご招待したいし、時間のある時に連絡をください!」って。
求められるままに、なんか成り行きで、
アタシも名前と電話番号を彼女の差し出したメモ帳に書きました。
だって、断る理由もないし。断れる雰囲気でもないし。

とは言え内心、「なんて積極的な方なんだろう」って、少々驚いてはいたのです。
子ども同士が友達でも、初対面に近い方といきなり電話番号を交換することなんて、
主婦・母の世界でもめったにないことです。
まして子どもが小学校中学年以上であれば、特に親同士が電話する必要なんてないし。

でもまぁ、あまりにも積極的に、熱心に求められたので、つい応じちゃいました。
連絡先を交換したからと言って、必ずしも連絡しあうこともないだろうし・・・
ぐらいのごく軽い気持ちで。
・・・つづく・・・