衝撃の!貯水槽の実態。

マンションなどの貯水槽は、全国に約110万ヵ所あるそうなのですが、
水道法で年1回の点検・清掃が義務付けられているのは、
10立方m超の約21万施設だけなのだとか。
なので残りの10立方m以下の「小規模貯水槽」約89万施設の管理は、
基本的に所有者任せ!

国の05年度の調査では、小規模貯水槽の点検率は3%。
清掃業を営む男性は、
「何年も貯水槽を見ていない所有者もいるはずで、相当な汚れのはず」と指摘。

同じく05年度、麻布大学の早川教授らが全国1万2千ヵ所の貯水槽を調べた際には。
ふたを覆うナメクジやカメムシ
貯水槽の真上を通る汚水管。
緑色の藻に覆われた飲み水。
と、衝撃の問題物件が約千件!8.5%にも上ったそうです。
「実際にはもっと多い可能性もある」と。
また教授は、
「自分の飲む水が、どんな経路をたどって蛇口まで来ているのか、
もっと興味をもった方がいい」とも。

昨日の朝日新聞『気になる飲み水?』の記事より抜粋。
ウチは現在は戸建てですが、賃貸マンションに住んでいたこともあり、
ちょっと衝撃的な内容だったので、ご紹介しました。
そう言えば実際、映画「仄暗い水の底から」を髣髴させるような事件も
過去にあったような。
水道水、たとえそのまま飲んでいなくても、食材や食器を洗ったり、
毎日の生活で常に使うものなのですから、キチンと注意しておかなければ。

最新のマンションなら安心ですね。