変質者に自宅を知られる恐怖。

長女がまだ小学校6年生の時、当時通っていた、校区内にある公文から、
夕方6時頃に一人で歩いて帰ってくる途中のこと。
背後から来た若い男性が、わざわざ自転車を降りて横に並び、
いろいろと話しかけて来たそうです。

「どこの学校?」と聞かれた時に、
娘はバカ正直に「○○小学校」と答えているので、小学生だということはわかっているハズ。
薄暗い中、最初は中高生と間違えてナンパしたとしても、相手が小学生だとわかれば、
普通は引き下がるでしょう。
それでも若い男は、「携帯番号教えて」とか「また会える?」とか言い募り、
結局、自宅の前までついてきちゃったのです。
言いかえれば、自宅の場所を知られてしまったのです。
気持ちワルーッ。

娘は怖かったのと、緊張の糸が切れたのとで、帰宅してから号泣。
ちょうどその頃、小学校低学年の女児が誘拐、殺害される痛ましい事件が
続発していたこともあり、スグに警察と学校には連絡を入れました。

最寄の交番からバイクに乗ったおまわりさんが二人来られ、
わりと近くで小学生への声かけ、
車に乗せようとするような事案が起こっていることなども聞きました。
学校からは後日、注意喚起のお手紙が出ていました。

その後は、おまわりさんがしばらくの間、近所を重点的にパトロールしてくださり、
アタシも当時、契約ライターというカタチで勤務していた広告代理店を
早退させてもらい、学校や公文からの帰り道まで迎えに行ったりして、
現在まで何事もなく、無事暮らしているのですが。

オカシナ人に、ついて来られる。
⇒家を知られる。
⇒表札などから、名前を知られる。
⇒小学校名や、公文から○曜日の○時頃、この道を通って帰宅する。
なんていう個人情報を知られているということが、本当にとても怖かったです。