洗って干しても、気づかない?

世の中には、ウッカリ者がいるものです。
ま、ウチの家族もアタシを含めて相当なウッカリ一家なのですが。

先日、次女の学校の体操服が忽然と姿を消しました。
前にも後ろにも、巨大なゼッケンを縫いつけて、黒マジックでデカデカと
名字を書いてあるのに。
普通に考えたら、なくしようがない!
落としたり忘れたりしたとしても、すぐに出てきそうなものです。

しかしながら、学校にも家にもないのです。
落し物置き場を探しても、友達に聞いても出てこない。
運動部でもないので、学校と家以外では、なくしようもないのに!
普段から忘れっぽくて、落し物、なくし物の常習犯の娘をコッテリと怒ってやりました。

また同時に、
すわ、イジメか!?
隠され、切り裂かれ、トイレに流されたのか!?
はたまたストーカーか変質者の仕業なのか!?

とかなんとか思い悩みつつ、1週間経過。
さすがにこの季節、残された体操服1枚だけではしのいでいけそうにありません。
(娘の学校では、掃除の時間には体操服に着替えなければならないので、毎日着用)
もういい加減、あきらめて新しいものをもう1枚買わなきゃね・・・と思った矢先。

とある体育の時間、娘がフと見ると、一番の仲良しの級友が、
娘の名字がデカデカと書かれた体操服をすま〜して着こんでいたんだそうです!
「そ・・・その体操服は・・・!?」
聞けば、間違えて持って帰ってしまったまま、
洗濯物に出す、洗う、干す、たたむ、カバンに入れる、着る・・・という
一連の工程の間中、
級友本人もその母も、ぜ〜んぜん気がつかなかったんですって。
人って意外と、目の前のモノをちゃんと見ていないのかも。
母娘とも、常日頃から大変シッカリ者なお二人なだけに、なんか笑えた事件でした。

アタシは新しい体操服を買うことよりも、ゼッケンを前後2枚も縫いつけることが
イヤでイヤで仕方なかったので、とにかく、あって良かった!