●工房の悪事と黒ベンツ氏の言い訳。

黒ベンツ氏宅を謎めいた家に建設し、
建築期間中、隣人M家に迷惑をかけ続けたうえに連絡を絶ち、
道路工事許可証を偽造して私道を堀り返し、
近隣住民の交通を妨げた地元の建設会社「●工房」の悪事が
この日、こうして次々と明るみに出たのでした。

自治会役員さんの激怒、至急呼び出しを受けて現場にやって来たのは
社長ではなく番頭格。
抗議を受けなれているのか、苦情処理係に徹して、ただひたすらお詫び、謝罪、謝る。

話を聞くと、黒ベンツ氏宅を建設するにあたり、
「建設工事終了後に、工事車両などによっていたんだ周辺私道を舗装すること」
という約束が自治会との間にあったらしく、このための道路工事だったそうです。
居合わせた一同「そんないいことをしてくれるためなんだったら、
許可証の偽造なんてしょうもないことをするなよー」・・・。

で、この道路工事と許可証偽造の件は
「後日、会社から周辺住民にお詫びをしておくように」という注意だけで一件落着。
自治会役員さんの情け深—い、判断により?
いや、番頭格の謝罪力かも・・・一流のネゴシエーターですねぇ。

で、もうお一方、怒りがおさまらないのが黒ベンツ氏宅の隣人、
普段は物静かなM家夫人。
M家夫人は、この引越し当日に初めて黒ベンツ氏と会ったそうで、
おまけに黒ベンツ氏は引越しファッションだったため、全然怖い人っぽくなく。
M家夫人にしてみれば、引越しセンターの車や荷物をまたぞろ気安く敷地内に
入れられたため、激怒。
ついにブチ切れて、黒ベンツ氏をひっ捕らえ、猛抗議を始めたというわけです。

当の黒ベンツ氏は、到着早々、現場は大紛糾。
隣人に怒り狂われ、自治会役員さんは大激怒、近隣住民の冷たい視線をあびて、
最初は目を白黒させていたようですが、ようやく経緯を把握して、
彼が言うには。    ・・・つづく・・・