危険な新住人、黒ベンツ氏ともめる。

ご近所の危険な新住人、黒ベンツ氏がクラクションを鳴らし続けたお話の続きです。
黒ベンツ氏は、ご近所さんが諸事情により、短時間、路肩に路上駐車したことが
気に入らなくて大立腹していたわけなんですが。
当の黒ベンツ氏は、近隣のいたる所にお気軽に路上駐車なさいます。

ある日、ウチの前の私道のド真ん中に、
ドカッと黒ベンツが駐車されていたらしいです、大胆に。
そこに帰って来たマイ旦那は、ガレージに車を入れることができなかったため、
普通にクラクションを鳴らした、と。
決して鳴らし続けたりしたわけではありません。

そしたらハザードも点けずに車から離れて携帯電話でお喋り中だった黒ベンツ氏、
頭を下げるでもなく、ちょっと手を上げるでもなく、
全く急ぐ様子も見せず、肩で風なぞ切りながら(←想像)、ゆったりのんびりやって来た。

旦那はなぜか、いかにも!という風情のコワモテ氏を見ると、
ムダに闘争心を燃え上がらせる習性があるため、これはチャンス♪とばかりに
「何をしているんですか、早く車を動かしてください。邪魔ですよ」といった
内容のことを恐らく最もワイルドかつ激烈、下品にして辛辣なバージョンの
特殊な関西弁を駆使して申し上げたのでしょうよ。

すると黒ベンツ氏は、おとなしくご自分の車の運転席に乗り込まず、
あろうことか旦那の車の運転席めがけてやって来た。
それも亀田兄弟なみのボディランゲージ全開で!

しかし黒ベンツ氏には、連れのウォーター系女性がいまして。
彼女はちょっと常識家だったらしく、黒ベンツ氏を必死に抑えて
正しい運転席へと導いてくれたそうです。
はぁー、良かった。

旦那が言うには、黒ベンツ氏的人物というものは、こっちが下手に出ると
とことんつけあがり、のさばり、威張り散らす恐れがあるので、
相手に非がある時にはガツーーーン!!!と言ってやって、
ビビリ上がらせておかなければならないんだそうです。

えーっ、本当かなー。逆恨みとかされない?
って言うか、その不遜な態度のアンタは一体何様なのか・・・?



●危険な住人から逃げろ!