地震に備えるインテリア考。

2階の寝室ベッドでまだ横になっている時に、地震に気がつきました。

この家に引越してきた当時、置き場所に困って
寝室に書棚を置いていることが、ずーっと気になっていたのですが。
昨年、書棚の買換えを機に本も大量に処分し、書棚を1階の和室に移しました。
これで寝室には、背の高い、中身の重い家具はなくなりました。
作りつけのクローゼット2箇所の中身は、寝具や衣類など、軽いものがほとんど。
他にはベッドの足元の方に置いてあるドレッサーと、
小ぶりの整理ダンスが2棹。これも、中身は軽いものだけ。
このタンスも、いずれは処分したい・・・もしくは移動させたいと思っています。

各自のベッドが置いてある、娘ズの各部屋にも背の高い・中身の重い家具は
なるべく置かないようにしています。
ちょっとした本棚や勉強机も、なるべくベッドの頭周りからは遠ざけるようにして。

阪神淡路大地震を経験した者として、やはり寝る場所の周囲ぐらいは安全にしておきたかったのです。

家具の転倒を防止していても、中から重いもの、硬いものがドッと落ちてきてしまったら、やはり場合によっては大ケガをします。
友人知人にも、飛び出してきたタンスの引き出しそのものや、
落ちてきた人形ケースの割れたガラスで大ケガをした人がたくさんいました。

地震に備えるなら、家具の転倒防止だけではなく、家具の材質や形状、
構造(例えば中身が飛び出さないような構造の扉のものを選ぶとか、
やたら装飾的な、もしくは尖がったカタチの照明器具などは避けるとか)
また中身、特に高い位置に収納しているものの
重さ・硬さ・壊れやすさなども、チェックしておくといいですね。
そういうものはやはり、低い場所に移し変えておくとか、ね。