高熱で幻覚体験。タミフル飲まなくても。

次女が確か、小学3年生ぐらいだったと思うのですが。
夏のある日、急に38度〜39度台ぐらいの高熱を出しました。
と言っても子どものことなので、それまでにも突然高熱を出したこともあるし、
長女、次女と育ててきているので、
アタシもそうそう驚きはしませんでした。
もう病院は閉まっている時間だったので、とにかく今夜は様子を見ようと。

娘ズは、ありがたいことに、基本的に元気で丈夫で、
高熱が出ても、翌日にはケロッとしていることが多かったので。

はぁはぁ言うわけでもなく、グッタリもしていなかったので。
熱によって、カラダの中の悪者を殺しているんだなぁ、と、
解熱剤は使わずに、とりあえず目の届く、リビングに寝かせて様子を見守っていました。
しんどそうにグズッたりするたびに、近くに行って添い寝をしたり、抱いたりしながら。

そしたら。
・・・急に目を開いて、遠くの一点を指差して、ケラケラケラケラって。おかしそうに笑うんです。
霊でも見えているのかと、そっちの方が怖かったです。
(※もっと幼い頃、そういう“見える”発言があった子だったもので。)

他にも、私が手に持っていた携帯電話のアンテナを指差して
(病院に勤めている友達とか、ご近所ベテラン母に、
メールで子どもの症状について相談をしていました)
「怖い!ぐるぐるしてコッチくる!ぐるぐるしてくる!」って怯えて泣いたり。

眠る直前には、「うちな、今、ライオンとたたかってんねん・・・」って言ったきり、
ニコッと笑ってから、ガクッと寝込んだり。
(↑本当にハッキリと、ライオンと戦ってるって言ったんです。
どんだけ勇猛果敢な小3女児やねん!)

あきらかに幻覚が見えているようだし、発言も様子もおかしいので、
さすがにちょっと怖くなってきたんですが。
その後はまた、スヤスヤとおだやかに眠ってしまったので、
朝まで薬は使いませんでした。

不安な一夜、メールで随時相談に乗ってくれたり、アドバイスしてくれたのは、
みんなご近所のママ友達。
深夜、念のために新しい解熱剤なども差し入れていただきました。
結局、当時地域や学校でも流行っていた「マイコプラズマ肺炎」による発熱でした。


ちなみに後にアタシにも見事にうつり、お盆に旅行先で救急病院に駆け込む、
1ヵ月近くも仕事を休んで寝込む、と大騒ぎを繰り広げたのでした。
おとなになってから初めてぐらいの、40度近い高熱が出て、
寝ていても、頭がぐるぐるまわっている感じは体験しました。
幻覚は・・・見なかったけど。