ひったくり!の最も大きな損害は。

ひったくりにあって貴重品を根こそぎ強奪されると、
当然ながら後始末が大変です。

まず当日は、パトカーの内外でえんえんと事情聴取。
おまわりさん8人組にも
「あなたのような男性が被害にあうことは大変めずらしいんですけどね〜」と訝られたらしい。
ふん、酔ってたんだってば。

その場で連絡のつく限りのクレジットカード会社には電話して、機能をストップ。
明け方に帰宅して、しょんぼりと寝て、翌朝一番から
銀行、クレジットカード会社にまた次々と電話連絡。
午後からは免許証をはじめとして、とにかくカード・通帳類の再発行や
印鑑変更の手続き三昧に駆けずり回る。
結局、その日一日、事後処理に追われていたようです。

なんでも、旦那がひったくりにあった晩は、同じ手口で何件か事件があり、
連続ひったくり事件として近隣の市の警察とも連携して捜査されているそうですが。
いまだにポーチや財布も見つかっていないので、
捨てられているのが見つかって、貴重品以外のモノが返ってくることもなさそうです。

不幸中の幸いだったのは、まぁケガがなかったこと。
それと、ポーチの中に家の鍵を入れていなかったこと!
住所や電話番号、家族構成がわかるようなものと一緒に
家の鍵を悪者どもに盗られていたとしたら・・・!
考えただけでも恐ろしい・・・家の鍵をかえるハメに陥っていたかも。

今回の一番取り返しのつかない損害はというと、
スケジュール帳にはさんでいた、
子どもの頃の旦那と義兄、それに亡くなった義母とのスリーショットの貴重な写真。
それがどんなに大切なものか、ひったくった奴らにはわからないんだろうけど。