別れも告げずに家を出るなんてイヤ。

旦那の祖母が脳梗塞で倒れたので、病院に行ってきました。

アタシとしては、主の留守に、またまた汚宅掃除をするぞ!と勇んで出かけたのですが。
どうも、それどころではないようでした。

おばあちゃんは、意識があったりなかったり。
意識がうっすらある時も、親族の顔や声もなかなかわからないみたいで。

倒れた当日の朝も、ご近所のおばあさん仲間で「モーニング」に行く約束をしていて。
約束の時間になっても来ないし、家に行っても出てこないということで、
お友達が合鍵で部屋に入り、倒れているおばあちゃんを発見し、
救急車を呼んでくれたんです。
元気だったんですよ、毎朝お友達とモーニングや銭湯に行くぐらい。

それが今は。年齢的にも、意識が戻っても半身の麻痺は取れないだろうと言われています。
そうなると、今までみたいな一人暮らしは無理。
となると、汚宅掃除ではすまず、
家財を処分して部屋を引き払う準備をしなければなりません。
近くに住む義妹達が、生ゴミだけは処分してくれたので、
後のことはしばらく様子を見てから、ということになりました。

なんかね、リアルに。
突然の病気や事故にあうと、
生ゴミも汚れた洗濯物も、鍋の中の残り物のお味噌汁や冷ご飯まで置き去りにして、
私的な手紙やメールもさらけ出して、
家の中のすべてを人の手にゆだねて、立ち去らなければならないんだなぁ・・・って。
痛感しちゃいました。
怖いし、さびしい。