建設予定地から湧き出す大量の水！

新居候補地を探している時に、ちょうど町内で分譲が始まった建築予定地。
標準的な、4LDK＆ガレージ2台分の住宅が10件ぐらい建築される予定で、
アタシら夫婦はかなり気に入り、仲介している不動産屋さんにも赴き、
話をしたりもしてたんです。
※そこでマフィアみたいなWのスーツの不動産屋に「損して得とれ！」と連呼された。

ある雨上がりの日、たまたま建築予定地の真向かいにある友人宅を訪ね、
帰りにフと予定地を見ると。
谷状に窪んだ地の底から、直径20cmはある蛇腹タイプのパイプが
道路端の排水口まで伸びてきていて、
ビックリするぐらいの大量の水がザッブンザッブン放水されているじゃないですか！
友人いはく、「最近ずっと、雨がやんでる時も水が出っぱなしやでー」って。
ええーっ！？

どういう理由で水が出ていたのかはわかりませんでしたが、
とにかくそこを購入する気はなくなりました。
怖いわ、そんなとこ。

後に窪地に土が入れられ、
充分に土地が固まっていないのではないかというぐらいの素早さで建設が始まり、
速攻で住宅が建ちました。
窪地だった時の斜面の一番低い場所にあたっている端の家では、
「水が染み出してきて、庭のコンクリートが乾かない」って作業していたオジサンが
困っていたそうです。

ちなみにそこ、ルールを守らず工事のことで自治会とトラブルを起こしたり、
仲介の不動産屋が突然変わったり。
10件も建つのにゴミステーションの設置場所を設けていなかったことで、
現在も住人同士で、また近隣の人ともゴミ問題でもめ続けています。

あの日、湧き水がザンザン出ていてくれて良かった。
あの住宅、買わなくて良かったー。