お墓横の雑居ビルでは深夜・・・。

元 霊感旦那は、現 鈍感旦那となり果ててはおりますが。

十数年前は、デート中に初めて訪れた公園などでも入り口で突然ピタッと足を止めて、
「ここはヤバイ。何かいるから行けない」とか恐ろしいことを言ったりもしていました。

アタシの実家近くの大きな池のある広い公園に自転車二人乗りで行った時などは、
「ここはアカン!帰る!」と入り口で方向転換し、一目散に逆方向に向かったものの、
「ペダルが・・・急にペダルが重くなって進まれへん・・・何かが一緒についてきてる・・・」とか。
後ろに乗っていたアタシの恐怖たるや!
重いって?何かって?ついてきてるって!?

起業するまで勤めていた広告代理店は、お墓の横の雑居ビルにあったので、
そこでもいろいろなモノを感じていたようです。
深夜から朝方にかけて、フロアには自分以外に誰もいないのに、
エレベーターだけが何度も昇降、
ドアが開閉してまるで誰かが出入りしているような気配があったり。
(注:シンドラーだから、とかじゃなくって!)
その後には、廊下や室内にも何かの気配を感じたり、と。

そういう話を十数年聞き続けてきただけに、
次女が物心つくかつかないかという時から不思議発言を連発しても、
なにかとても自然に受けとめることができていました。
『自分にはわからないけど、
何か見えたり聞こえたり感じたりする人もいるんやろうなぁ』って。